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  1. 高岡市議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会(第1日目) 本文


    取得元: 高岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 開会 午後1時00分   ────────────・─────────────・────────────               開             会 ◯議長福井直樹君) ただいまから、令和3年6月高岡市議会定例会開会いたします。  本日は、議場内で上着を脱ぐことを許可いたします。ただし、登壇される際には上着着用願います。  また、新型コロナウイルス感染症対策のため、発言時においてもマスク着用お願いしておりますが、飛沫防止のため、アクリル板を設置しておりますので、発言等に支障がある場合は外していただいても構いません。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               開             議 2 ◯議長福井直樹君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第1号)のとおりでございます。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               諸  般  の  報  告 3 ◯議長福井直樹君) この際、諸般報告を行います。  まず、市監査委員から、令和2年度の市民生活部に係る定例監査の結果報告書が提出されております。また、同じく市監査委員から、一般会計及び特別会計並びに各企業会計に関する令和2年度3月分、令和3年度4月分並び令和2年度出納整理期間4月分及び修正分出納検査の結果報告書が提出されております。これらの報告書につきましては、事務局に保管してございますので、各位におかれましては随時御閲覧くださるようお願いいたします。  次に、市当局より、令和2年度高岡一般会計継続費繰越計算書令和2年度高岡一般会計繰越明許費繰越計算書令和2年度高岡駐車場事業会計繰越明許費繰越計算書令和2年度高岡工業団地造成事業会計繰越明許費繰越計算書令和2年度高岡高岡市民病院事業会計予算繰越計算書令和2年度高岡水道事業会計予算繰越計算書及び令和2年度高岡下水道事業会計予算繰越計算書並びに公益財団法人高岡市民文化振興事業団万葉線株式会社高岡土地開発公社公益財団法人高岡地域地場産業センター公益財団法人高岡勤労者福祉サービスセンター公益財団法人高岡体育協会公益財団法人高岡荻布学生寮一般財団法人とやま・ふくおか家族旅行村公社及び株式会社ウエルカム福岡の各法人経営状況説明する書類がそれぞれ提出されております。いずれもその写しを各位のお手元まで配付してございます。  次に、議会運営委員会及び各常任委員会継続審査案件報告を行います。  これは、3月定例会におきまして、各委員長からの申出により閉会中の継続審査となっておりました所管事項調査についてでありますが、それぞれの調査の概要は事務局に保管してございますので、各位におかれましては随時御閲覧くださるようお願いをいたします。  以上で、諸般報告を終わります。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               会議録署名議員指名
    4 ◯議長福井直樹君) 日程第1 会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、  14番 吉田健太郎君 23番 大井正樹君 27番 畠 起也君  以上3君を指名いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               会  期  の  決  定 5 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。  今期定例会会期は、本日から6月22日までの16日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は、16日間と決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               議  案  の  上  程 7 ◯議長福井直樹君) 次に、日程第3 議案第89号から議案第99号までを議題といたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               提 案 理 由 の 説 明 8 ◯議長福井直樹君) 市長 高橋正樹君より提案理由説明を求めます。       〔市長高橋正樹君)登壇〕 9 ◯市長高橋正樹君) 令和3年6月定例会開会に当たり、提案理由説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。  まず初めに、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。  国では現在、全国10都道府県で緊急事態宣言が発令され、また8県でまん延防止等重点措置が実施されています。県内でも感染者数入院者数の増加が続いており、感染者における変異株の割合が多く占めるようになっております。このため、4月には県のロードマップ警戒レベルステージ2へ移行されており、さらに先月21日には富山感染拡大特別警報が発出されるなど、予断を許さない状況が続いております。  本市では、先月初旬に、延期していた新成人の集いを、感染防止対策徹底した上で実施いたしました。また、昨年やむを得ず中止とされた高岡車山祭伏木曳山祭など各地域での祭礼行事についても、万全の感染防止対策の下、地域関係者が一丸となって工夫を凝らし、伝統を継承する新しい試みを実施されました。  一方、市内でもクラスターの発生が確認されるなど、厳しい状況もございました。市民皆様には、これまで以上の高い緊張感を持って、マスク着用、3密の回避等の基本的な感染防止対策徹底はもとより、感染リスクの高い行動の回避の徹底お願いいたします。  また、新型コロナワクチン接種については、先月から高齢者対象とした接種を開始いたしました。予約申込みが集中し、予約の電話がつながりにくくなるなど、市民皆様には御心配、御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。医療機関等の御協力をいただきながら集団接種の実施や個別接種数拡大を行い、7月末までに希望する全ての高齢者接種を完了させる体制を整えております。今後、富山県において、県西部に1か所の高齢者対象とした集団接種会場を設置されますとともに、本市においても、高岡医師会など医療機関等の御協力を仰ぎながら接種機会拡大予約方法の改善に努めてまいりますので、市民皆様には落ち着いた行動お願いいたします。  次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市取組については、去る4月に市内バドミントン日本代表強化合宿、先週には聖火リレー点火セレモニーが開催されました。また、ホストタウンとしてレスリング競技中核としたポーランド共和国との相互交流を深め、来月にはポーランドレスリングチーム事前合宿が実施される予定となっております。  今大会の成功と関係者方々の御活躍を期待しております。  市長就任以来3期12年、市民皆様市議会皆様、多くの方々のお支えにより任を務めてまいりました。就任した年は高岡の開町400年という記念すべき年に当たり、市民生活の中でこれまで長く引き継がれてきた歴史文化ものづくり伝統に改めて光が当てられた年でありました。同時に、北陸新幹線開業を目前に控え、新たな時代への扉が開かれることに大きな期待が高まり、新しいまちづくりへの息吹を感じた時期でもありました。  歴史伝統を受け継ぎ、新たな時代へ向かうエネルギーを発展させ、元気なふるさと高岡実現を図るべく、市民地域事業者方々と共に、まちを「磨き」、魅力を「つなぎ」、未来を「創る」、創造への取組を進めてまいりました。  本市は、北陸自動車道東西軸、東海北陸能越自動車道南北軸とする高速交通結節点に位置し、環日本海に開けた伏木港を有する地の利を有しています。そして、北陸新幹線開業契機とする高岡駅・新高岡周辺整備関連道路整備などの時の利を生かし、都市基盤整備を積極的に進めてまいりました。広域交流拠点となる新高岡周辺と日常の交流拠点である高岡周辺が一体的に機能するよう、両駅を結び、まちなかエリア歴史的な町並みエリアへ延びる都心軸高次都市機能の集約を図って都市構造の再構築に努めました。さらに、これらの都市インフラを生かしながら、高岡砺波スマートインターチェンジや新たな産業団地等整備し、企業誘致促進などを通じて新たな産業集積を図ってまいりました。これら飛越能玄関口としての広域交流拡大産業振興取組により、都市強みとなる都市基盤を確立することができました。  一方で、開町400年をきっかけに歴史都市高岡としての取組磨きがかかりました。この間、2つの日本遺産ストーリーの認定や、高岡車山祭ユネスコ無形文化遺産登録山町筋に続く金屋町や吉久の重要伝統的建造物群保存地区選定国名勝「有磯海」の指定、高岡城跡国史跡指定などを受けることができました。本市歴史文化資産魅力が国内外に認められたことを大変誇らしく思っております。加えて、今春には、重要文化財である勝興寺の平成の大修理も完了し、国宝への期待も高まっています。これらをばねに、世界文化遺産登録も意識しながら、文化資産地域まちづくりの核として幅広く保存・活用してまいりたいと存じます。  また、歴史に培われた伝統の技は、高岡の発展を目指すシンボルとして平成の御車山に結集され、伝統技術先端技術を融合して国宝法隆寺釈迦三尊像の再現が実現しました。高岡ものづくりの高い技術水準が世界に示され、文化財復元・修復の新たな分野を開くこととなりました。これまで幾多の困難を乗り越え革新してきた高岡のDNAは、若い職人や作家の皆さんへと脈々と引き継がれ、今に息づいております。  これらの歴史文化は、高岡産業、なかんずくものづくり産業に支えられ、またこれらがものづくり磨き価値を高めるという好循環の中で共に発展してまいりました。今、高岡ものづくりは、ものをつくることにとどまらず、その制作過程の体験や見える化を通じて多くの人々を高岡に引きつけ、観光と融合した新しい展開が生まれています。これらを通じて拡大する交流人口関係人口は、我が国が人口減少という構造的な課題に直面している中、地方創生の目指す移住、定住の促進まちひと・しごとづくりの基本となるものであります。  私は、この地方創生展開に大きな期待を寄せてきました。これまでも多くの地方振興構想が提案されてきましたが、今回の地方創生においては、大都市圏経済発展日本全体への波及に期待するのではなく、地方が自らの自立的な力により発展することを通じて国全体の活性化を目指すものであり、地方を起点とする理念によって貫かれております。そのためには、地域がそれぞれの特性を発揮し、魅力的なまちづくり、しごとづくり、そしてひとづくりを進めることが重要であります。  本市では、新産業創造プラットフォーム推進により、創業から研究開発販路拡大までの各段階の企業ニーズに対し、産学官金などの関係機関が一体となってワンストップで対応してまいりました。また、市民が主体となり、企業、大学、地域、行政が互いに知恵を出し合い、地域課題の解決を図る共創のまちづくりの考え方に基づいて、市民共創チャレンジ事業や共創ビジネス研究所などの事業に取り組み、新たな起業や活動を創出し、多くの成果を上げてまいりました。今後の、市民主役地域づくりの基盤を構築することができたと考えております。  これらを踏まえて、現在、第2期高岡総合戦略「みらい・たかおか」を推進中であり、まちひと・しごとづくりに一体的に取り組み、特に「ひと」に着目した「未来を拓く子ども、挑戦する若者、きらめくまち」の実現を目指しております。  中でも、地域未来を担う子供たち教育充実は喫緊の課題であります。今後10年を見据えて学校再編の方針を定め、五位中学校区をはじめとする6中学校区において再編統合を進めることといたしました。また、市内全小中学校において小中一貫教育推進し、国吉中学校区では県内初義務教育学校を開校いたしました。加えて、国のGIGAスクール構想に基づき、1人1台学習専用端末の配置などの教育環境充実に取り組んでまいりました。  これらの総合的、戦略的な取組により市民の暮らしの質や豊かさを高め、地方創生実現を目指してまいりたいと考えております。  さらに、地方創生の実践は、高岡市のみならず広域的な見地から取り組むことがふさわしいと考え、北陸新幹線開業契機に、より一体的な経済生活圏となった富山西部地域において連携中枢都市圏を形成いたしました。今年度からは第2期とやま呉西圏域都市圏ビジョンが始動しており、これまで築いてきたとやま呉西圏域のつながりを一層強固なものとしてまいります。  引き続き、県西部圏域中枢中核都市として圏域各市と連携し、それぞれの魅力や資源を最大限に生かしながら圏域全体の活力の向上を図り、地方創生の実を挙げてまいります。  また、将来にわたり必要な施設を維持していくため、公共施設再編にいち早く取り組むとともに財政健全化を図るため、平成30年度から令和4年度末までの5か年で財政健全化緊急プログラム推進しております。令和3年度当初予算編成において、プログラムに沿った構造的な収支均衡の達成に一定の見通しが立ったところであります。加えて、令和2年度では、今後予定される公共施設整備に向けた基金を新たに積み立てることができ、決算においても、将来の施策のための一定の財源を確保できる見込みとなっております。  市民皆様には、これまで大変厳しいお願いもしてまいりましたが、財政規律を維持しつつ、本市の次のステージに向けた新たな一歩を踏み出す土台が整いつつあると考えております。これも市民関係皆様の御協力のおかげであると改めて感謝申し上げます。  本市まちの将来像として掲げる「市民創造都市 高岡」の実現のためには、これまで築いてきた都市強み磨き上げてきたまち魅力を最大限活用し、その地域に住む「ひと」が主役となって創造的な取組を実践することが大切であります。地域に関わる個人や団体がそれぞれの個性を生かし、相互に刺激し合って新たな価値を生み出す「ひとの力」が、地域経済やコミュニティを活性化する大きなエネルギーとなるものと確信します。  令和4年度から始まる総合計画第4次基本計画では、このような「ひとの力」に焦点を当て、時代の潮流であるSDGsやデジタルトランスフォーメーションなどの変革に挑戦することを通じて、次世代に共感を得られるまちづくりを進めることが肝要と考え、策定を進めております。策定に当たっては、広く市民の御意見を伺いながら、市民一人ひとりが持つ能力を発揮し活躍できるまち、将来にわたって持続可能で進化し続けるまちとなることを期してまいりたいと存じます。  これまで、皆様の多大なる御協力を賜りながら時代時代課題に積極的に挑戦し、それぞれに成果を得て、次代への道筋をつけることができたと考えております。お支えいただきました方々に深く感謝申し上げる次第です。  今、ポストコロナという時代の転換期に当たり、高岡の持つ可能性をさらに前へ推し進め、新たな課題に新しい発想で挑戦する人材に期待いたしたいと存じます。  また、現下の新型コロナワクチン接種及び感染防止対策、そしてコロナ禍を乗り切る経済対策に全力を尽くし、安全・安心のまちづくり実現のため、職責を全うする所存であります。議員各位をはじめ、市民皆様のより一層の御支援、御協力お願い申し上げます。  それでは、ただいま上程されました予算議案1件、条例議案4件、その他議案6件の計11件について御説明申し上げます。  議案第89号は、一般会計補正予算であります。  補正予算の規模は、3億1,683万2,000円の増額であります。  今回の補正予算は、低所得子育て世帯生活支援するため給付金を支給するほか、国、県等補助内示に伴い予算措置を講じるものです。  以下、その主な内容について御説明申し上げます。  まず、新型コロナウイルス感染症対策に関するものについてであります。  「福祉市民生活」の分野では、感染症による影響が長期化する中、低所得子育て世帯を見舞う観点から、さきの4月補正予算で対応した独り親家庭に加え、今回、その他の子育て世帯に対し、対象世帯の児童1人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を支給いたします。  「経済活動」の分野では、ソーシャルディスタンスを十分に取った新しい生活様式に沿った会議の開催を促進するため、大きな会議室を利用する市内企業団体等に対する支援を増額いたします。  感染症関連以外の事業では、休日の中学校部活動について、学校と地域が協働・融合して推進するため、合同部活動の試行や地域への移行に向けた体制整備に取り組みます。  続きまして、議案第90号から議案第99号までの条例並びにその他議案について申し上げます。  条例議案につきましては、令和3年度税制改正に伴う市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例など4件を提案しております。  その他議案につきましては、公営バス車両の更新に係る財産取得など6件を提案しております。  以上、提出いたしました諸案件について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 10 ◯議長福井直樹君) 市長 高橋正樹君の提案理由説明が終わりました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               休             会 11 ◯議長福井直樹君) お諮りいたします。  明8日、来る9日及び10日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長福井直樹君) 御異議なしと認めます。  よって、明8日、来る9日及び10日は、休会とすることに決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               次 会 の 日 程 の 報 告 13 ◯議長福井直樹君) 次に、議会の日程を申し上げます。  次回の本会議は、来る11日、開議時刻を繰り上げて午前10時より再開し、各議員による市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。  また、同日午前9時より議会運営委員会を開催いたします。  なお、本日、本会議終了後、議案説明会を開催いたします。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               散             会 14 ◯議長福井直樹君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これで散会いたします。   ────────────・─────────────・────────────                                 散会 午後1時29分 Copyright © Takaoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...